だんだん寒いくらいの陽気になってきました。
朝晩はウマ男と布団の取り合いです。(だいたい負ける)
最近、ずっと探し求めていた「妻をめとらば」が偶然全巻揃い、
1〜15巻まで読みましたので、ちょっとだけ感想を残しておきます。
【あらすじ】
証券マン高根沢八一の理想の奥さん探し。
【感想】
いやー、ひどい!ひどいひどい!読後感が最悪です。
柳沢きみお先生の漫画はだいたい読んだあと放心状態になりますね!
だけど一気読みさせてしまうだけの力があるのです。
そして途中で気づくのです。
「あ、これは永久機関だな」と。
八一が一人の女に恋する。
なんとなく付き合い、幸せを感じる。この人と結婚したい!
だけどこの女の、ここは嫌だなぁ……そこへ現れる第2第3の女!
八一はフラフラと浮気をしてしまう。
最初の女とは別れてこの女と結婚しようか、いや、だけど…。
どちらとの恋も実らず、また新しい女が現れ……。
この繰り返しです。
八一がクズすぎて途中嫌になりました。
だけど引っ張る!読ませる!続きが気になる!
果たして、八一は誰と結ばれるのか?

いやー、結婚って難しいですけど、八一には「相手を幸せにしよう」という
気持ちがまったくないですね。
女性を泣かせてばかり。
私は脇役にもっと幸せになってほしかったです。
同期の村雨や相談役の上司安竹。(安竹は幸せになりましたが)
後半はちょっとダラダラした感じでした。
村雨くんがウマ男と重なり、何とか幸せになってほしかったのですが。
柳沢きみお先生のストーリーは、引っ張って読ませるんですが、
最後畳み掛けるように1ページで完結してしまったり、スッキリしないですね。
「時間を返せ!」というくらいの結末。
ですが、やはり柳沢きみお先生は偉大です。
絵の上手さは求めませんから、ぜひやる気を出してくれますように。
そして、もっと世間から評価されますように!(切望!)